ARTIST
アーティスト
公募アーティスト 花澄
展示会場
公募アーティスト展示会場⑬まちなかウィンドウ
公募アーティスト 花澄
写真
埼玉県熊谷市生まれ
俳優・ナレーターとして舞台・映画・ドラマ・CM・ラジオ等で活動する傍ら写真家としても活動。印象派のような柔らかいタッチで写真と絵画の垣根を越え、世界の本質的な美しさを描く。コロナ禍を機にセルフポートレートにも取り組んでいる。
今回の作品は2枚のセルフポートレートである。地名の由来でもあり、空海が修行の合間、月に九度も母を訪ねたという逸話には、偉業を支えた母のぬくもりがそっと息づいている。
1枚は象徴としての母性を表現し、もう1枚は手のひらから溢れる光で、与え続ける愛のかたちを表現した。
モチーフとして和紙(細川紙)を使用したが、これは空海の手によって「紀州高野紙」が作者の地元でもある埼玉に渡り、ユネスコ無形文化遺産「細川紙」として今なお受け継がれている物語と重なる。
空海の色を纏った掛け軸に仕立てることにより2つの像は響きあい、“母から子へ” ”土地から土地へ“と伝わっていくやわらかな力を、静かにたたえている。